願うだけの世界

―あぁ、沢山、殺せますように―

―あぁ、逃げ出しませんように―

―あぁ、ためらいませんように―

―あぁ、赤に染まりますように―

―あぁ、｢鬼｣になれますように―

願わくば

―・・・生きて、帰れますように・・・―











与えられた命は一つ、
真っ赤に、
真っ赤に、
染まること。

ただ、それだけ。

媒体に、生きる

じぐじぐ、じくじく

傷は俺の体を媒体にして
広がる、広がる。

俺は旦那を媒体にして
広がる、広がる。


広がって、広がっていって、
その先には―――･･･


「佐助・・・」




彼の、光、彼の、笑顔、彼の、彼の･･･











手を伸ばしても、きっと届かないと思っていても
少なからず期待している俺の浅ましい心。

巣食った虫は、広がる。






でも、佐助の心も巣食われていると思う。
忍、とか、血、とか、闇、とか。


でも、佐助は、このどれを捨てても、旦那の傍にいられないんだよ。

今日うｐしたやつの続き。

今日うｐしたやつは、会えるか心配な幸村だったので
その、夜的な何か。

ちょっと閨です。いや、閨です。

いつ・ま・で・。

いつ
か
光が射すと

いつ
も
祈ってるの

いつ
に
なったら？

いつ
ま
で、待てば

いつ
つ
数えたなら

いつ
か
の約束達は

 

報われますか、
報われますか、
　私は光を、
浴びられますか

 

ちょっと落ち気味。佐←幸(転生前/死に別れ)みたいな・・・？

ベンジャミン･バトンが予想以上で、涙が止まりませんでした。
なんか、絵が描けなくなった＼(＾Q＾)／おわた

なんか発掘した！

「なんでアンタなんだよ！！」
「・・・泣くな」
「泣くな！？泣いてんのはそっちでしょう！？」
「・・・佐助」
「あぁもう！いつも、アンタは・・・そうやって・・・！！」
「・・・さ、すけ」
「アンタは･･･あ、んた、は・・・っ！」
「・・・すまん」




「俺はアンタに生きて欲しいんだよ･･･、旦那ぁ・・・っ」







どんな場面か、あたしも分かりません。
何時ぞやの授業用ルーズリーフ(の右上)で発見。
これ、多分２年位前のだ･･･。